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中学2年生の女の子と、小学5年生の男の子の子育て中。使ってみていいなと思ったものや、子育てについてのアイデア、行ってみて楽しかったスポットなど紹介していきます。

娘とDNAを取り出す公開講座に参加しました

DNAって見られるの??

 

台風がやってくる日曜日、

訪れたのは飯田橋にある東京理科大学

 

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先日、銀行に置いてあった

公開講座のパンフレットを見て

子ども向け科学講座が気になって申し込みました。

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子ども向け科学講座には、

プログラミング、宇宙、算数・数学などの

講座がありましたが、

娘と選んだのは「自分のDNAを見てみよう」の講座。

 

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飯田橋駅から5分くらいで到着。

大雨でしたが、教室にはたくさんの親子連れが

すでに来ていました。

 

この日の実験は

ブロッコリーのDNAを見てみよう

②自分のDNAを見てみよう

の2つ。

 

 

6人一組で班になって、

補助の学生さんが1人ついてくれました。

 

まずは、遺伝子って何だろうの説明から。

舌が巻ける、巻けないっていうのも

遺伝の違いらしいです。

 

その上でDNAとは何か

簡単に言うと、

遺伝子と遺伝子ではない領域を持った

長い鎖

よく二重らせんで説明されるのがDNAだそうです。

 

 

まずはブロッコリーのDNAを取り出す実験

凍らせたブロッコリーを乳鉢ですりつぶして

食塩水と洗剤2滴を混ぜた溶液と混ぜて

ろ過してブロッコリーの抽出液を取り出す。

冷やした無水エタノールを静かに注ぐと、 

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  ↓ ↓ ↓

 

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こんな風に白い糸状のDNAが浮かんできました。

これをスポイトで吸い取って、

ろ紙の上に置いてドライヤーで乾かして

染色液をかけて見やすくしました。

 

 

次の実験は、「自分のDNAを見てみよう」

濃い食塩水を口に含んで

粘膜をこすり取り、出した食塩水から

DNAを取り出すという実験。

食塩水がしょっぱくて、

みんな顔を歪ませていました

酵素液と洗剤2滴を混ぜ、

温めたり冷ましたりした後

冷やしたエタノールを静かに入れて

DNAが浮かんでくるのを待つ。

 

娘は、食塩水がしょっぱくて

口に含んでいる間、

うまく粘膜をこすり取れなかったようで

この実験ではDNAを取り出すことはできませんでした。

その他にも、

代表者が綿棒で口の中の細胞をこすり取って

電子顕微鏡で見るというのもありました。

200倍では、細胞の核の部分も見えました

 

娘は小2で、

学校ではまだ理科が始まっていないので

メスシリンダーや乳鉢など

実験器具に初めて触れられて楽しかったそうです。

後で調べたら、こういう実験は

中学生でするようです。

ブロッコリーのDNA抽出などの

詳しい実験のやり方も載っていたので

ご興味ある方は検索してみてくださいね。

 

 

数学体験館にも行ってきました

 

東京理科大学の近代科学資料館の

地下1階には「数学体験館」があって、

公開講座の後、行ってみました。

数学の理論の「真実の美」を五感で体感できる

施設だそうです。

 

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館長は、バンダナ巻いて

テレビなどで見かける秋山仁さん。

開館時間は12時〜16時(土日は10時〜)で、

月曜・火曜・祝日・大学休業日が休館。

入館は無料です。

 

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中は撮影禁止なので、どんな感じか説明すると、

まず初めに受付で名前を書いて、入場。

 

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パンフレットをいただきました。 ↑ ↑ ↑

 

サイクロイド曲線を感じる展示は、

ボールを同時に転がすと

直線、円弧、サイクロイド曲線、楕円弧の

どれが早く転がり落ちるかを目で見て

わかるようになっていました。

カテナリー曲線」でできた道の上を

四角いタイヤで走っても

上下に揺れないというのを見せる展示や、

「楕円ビリヤード」の展示は、

どこに打っても必ずもう一つの球に当たるというもの。

このあたりは小2の娘でも楽しんでいました。

 

小学校低学年にはちょっと難しそうなこともあり、

大学で習うような理論も

あるそうでしたが、

こういう体験をしていて

後でこれはこういう理論だったのかと

気づくんでしょうね

 

展示物は係りの人が説明してくれて

いくつか見ることができました。

公開講座の後で時間がなかったので

あまりじっくり見ることができませんでしたが

面白い体験ができました。 

 

 

 

数学体験館の上には、

「近代科学資料館」という施設もあるそうです。

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計算機の歴史、録音技術の歴史、物理学校の歴史の

3つのテーマがあるそうですよ。

こちらも入場無料です。

 

楽しく数学に触れるのに

この2施設はいいですね。