息苦しくなるほどの匠の技
昨日は「ぐるっとパス」の期限最終日、
9月16日開催初日に
「驚異の超絶技巧!」展を見てきました。
入場料1300円なので、
ぐるっとパスで入場できてラッキーです。
入り口を入ると2点は写真撮影OKでした。
そのうちの1つ「猫ニ花細工花瓶」 ↓ ↓ ↓
どれもこれも細かい細工がなされていて
見ていて息苦しくなってしまうほど。
「七宝」「木彫」「自在」「金工」
「陶磁」「漆工」「牙彫」といった明治工芸と、
現代アートが対決するような構成で展示されています。
木彫の《一刻:皿に秋刀魚》。
本物と見間違うほどのリアリティーというだけでなく、
それを一本の木で作っているという驚き。
七宝の《有線七宝 錦蛇革鞄置物「反逆」》。
蛇革のバッグに見えるけど銅や銀で作られていて
今にも蛇が飛び出してきそうな作品。
以前、テレ東の「美の巨人たち」で見て衝撃を受けた
高瀬好山さんの自在置物「鯉」も展示されていました。
金属でできたリアルな鯉のフィギュア。
動かしてみたい。。。
他にもたくさんの「自在」作品がありました。
全体を見て感じたことは、
どの作品にも遊び心があるなということ。
作者が楽しんで作っているから、
これだけ細部にこだわって作ることが
できるんでしょうね。
個人的には、七宝の黒と色彩の美しさを
再発見した気持ちです。
どの作品も間近で見れば見るほど
作家の凄さが実感できると思います。
12月3日まで開催されているので、
是非、「超絶技巧」を堪能してみては
いかがでしょうか?