東京国立博物館に行ってきました（その２）

初めての東洋館

今まで何度となく訪れた国立博物館ですが、

いつも本館と平成館を見るだけでした。

今回は初めて東洋館にも足を運んでみました。

東洋館は、入り口から向かって右にある建物です。

１０月１５日まで「マジカル・アジア」と題して

アジア各地の吉祥、魔除け、呪いなど

目に見えない不思議なパワーにまつわる作品を

紹介しています。

入るとガンダーラの仏像、

２〜３世紀のパキスタンの「如来立像」が

スッと立っていました。

ギリシア彫刻の影響を受け、

写実的な表情が特徴のガンダーラの仏像。

美しさに見入ってしまいました。

昔の日本にはなさそうって思ったのが、これ　↓　↓　↓

中国の金属製のアイマスク。

寝る時に使ったのか、埋葬に使ったのか、

興味をそそられました。

こんな色使いも綺麗ですよね。　↓　↓　↓

イランで出土された鉢です。

可愛い絵が魅力的。

そして、古代エジプトの作品もありました。

雌ライオンの頭を持った女性像で表される女神、

「セクメト女神像」です。

↓　↓　↓　ヒエログリフも見られます。

台湾の故宮博物院にあるみたいな石

台湾の国立故宮博物院にある

肉形石や翠玉白菜のような

自然の石を活かして細工された作品もありました。

アジアの占いコーナー

「マジカル・アジア」の作品巡りの途中には

アジアの占いコーナーもありました。

モンゴルの「シャガイ占い」は

羊のシャガイ（くるぶしの骨）を４つ

サイコロのように転がして

出た面の組み合わせの結果で占うもの。　↓　↓　↓

星５つが最高で、

やってみた結果は星３つでした。

中吉です。

他には、エジプト・メソポタミア・中国の夢占いや、

ラッキーアイテムのスタンプコーナーなども

ありました。

今日（１８時半〜）と９月１８日（１４時〜）は

博物館の研究員の方によるガイドツアーも

行われるようです。

専門家の解説も聞いて見学したら、

さらに知識も深まりますね。

日本にいながら、

昔の東洋文化に触れられる東洋館。

またじっくり見てみたいと思いました。